2024年11月27日 (水) 6:00
憧れの車
なんとなく、気になったシルビアという車のカプセルトイ。 シルビアとは、90年代に流行ったスポーツタイプの車。 排気量が2L近くなのに、2人しか乗れないところが好(ハオ)。 世代が世代なので、実物を見たことはないが、憧れの車だ。 U-NEXTで、頭文字Dを見たり、 幼稚園の頃にハマっていたレトロゲーム「峠マックス」をプレイしたりして、 シルビアが好きになった。 馬力がすごいのに、コンパクトにまとめられていて、 猫のように、滑らかな曲線を描く車体に、美しさを感じる。 あれほど造形美が洗練された車はないと思う。 今の時代は、何かと効率化の時代で、 デカいのに、2人しか乗れない車は敬遠される風潮にある。 しかし、私は、あえて2人しか乗れない車に、 文化的な余裕を感じる。 効率化の時代では、無駄のなさが求められるけど、 それは、本当に無駄なのだろうか? 例えば、私は、RPGの中でも、寄り道要素が好きなのよ。 序盤から、資金調達という名目で、賭場に入り浸ったり、 ストーリーに関係のないサブストーリー攻略に、何時間もかけたり… 確かに、人生を効率よく生きようと思えば、 何一つ寄り道をせず、勉強だけして、 いい大学に行って、そこそこの企業に就職すればいい。 でも、私は、そんな人生に疑問を感じていた。 仕事に忙殺されて、休日は寝るだけ。 そんな生活に疑問を持っていたから、 高校生の時から、独学で、ITや経営を学び、フリーで様々な仕事を請け負っている。 おかげで、確定申告は大変だが、 比較的、余裕のある生活は送れている。 その気になれば、1ヶ月、休んで、 海外旅行に行くこともできる。 ま、うちには猫がいるから、旅行は1泊が限界なのだけれども。 少なくとも、1日2冊くらいの本を読む余裕がある。 私は、その余裕が好きだ。 シルビアには、人生の無駄を楽しむ余裕がある。 私は、無駄の詰まったシルビアが大好きだ。