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枢木レイさんのブログ

  1. 11/28 (木) 9:00

    世界一不謹慎なゲーム

    その名も、Plague Inc. 日本語に訳すと、伝染病株式会社。 英国出身のインディーズゲームなので、 私が、このゲームを買った時は、 英語でしかプレイできなかった。 今は、日本語にも対応して、英語が苦手な日本人も遊べるようになってる。 このゲームは、病原体になって、人類を滅亡させるゲームだ。 病原菌には、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫など、様々な種類の病原がある。 プレイヤーは、好みの病原を選んで、 世界中に伝搬させ、全人類が滅べば勝利。 しかし、人間も馬鹿じゃない。 病原に抗うため、空港を封鎖したり、 特効薬を開発したりする。 このゲームを、コロナ禍にプレイする背徳感が癖になって、めっちゃハマってた時期がある。 …スマホゲームなんて、滅多にしないのにね。 医学用語ばかりで、難しいゲームに見えるけど、クリア自体は難しくない。 感染者や死者が増えると、DNAポイントが付与され、 そのポイントで、病原菌を進化させることができる。 例えば、感染を広げるために、 鳥類を媒介して伝搬するようにしたり、 寒い地域でも広がるように、低温耐性をつけたり… 咳の症状で、感染力が上がったり、 不眠やパラノイアなどの精神症状で、 CUREの開発が遅れたりするのも面白い。 最後の最後には「日本政府が崩壊」などのメッセージが流れ、 静かに人類だけが消えていく。 そして、最後の1人が死んだら、クリアだ。 なんと、不謹慎なゲームだろうか! しかし、人の殺し方を知れば、生かし方も分かるはず。 シミュレーションではあるが、 疫学の初歩を学ぶツールとしては、優秀だと思う。

    枢木レイ
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  2. 11/27 (水) 6:00

    憧れの車

    なんとなく、気になったシルビアという車のカプセルトイ。 シルビアとは、90年代に流行ったスポーツタイプの車。 排気量が2L近くなのに、2人しか乗れないところが好(ハオ)。 世代が世代なので、実物を見たことはないが、憧れの車だ。 U-NEXTで、頭文字Dを見たり、 幼稚園の頃にハマっていたレトロゲーム「峠マックス」をプレイしたりして、 シルビアが好きになった。 馬力がすごいのに、コンパクトにまとめられていて、 猫のように、滑らかな曲線を描く車体に、美しさを感じる。 あれほど造形美が洗練された車はないと思う。 今の時代は、何かと効率化の時代で、 デカいのに、2人しか乗れない車は敬遠される風潮にある。 しかし、私は、あえて2人しか乗れない車に、 文化的な余裕を感じる。 効率化の時代では、無駄のなさが求められるけど、 それは、本当に無駄なのだろうか? 例えば、私は、RPGの中でも、寄り道要素が好きなのよ。 序盤から、資金調達という名目で、賭場に入り浸ったり、 ストーリーに関係のないサブストーリー攻略に、何時間もかけたり… 確かに、人生を効率よく生きようと思えば、 何一つ寄り道をせず、勉強だけして、 いい大学に行って、そこそこの企業に就職すればいい。 でも、私は、そんな人生に疑問を感じていた。 仕事に忙殺されて、休日は寝るだけ。 そんな生活に疑問を持っていたから、 高校生の時から、独学で、ITや経営を学び、フリーで様々な仕事を請け負っている。 おかげで、確定申告は大変だが、 比較的、余裕のある生活は送れている。 その気になれば、1ヶ月、休んで、 海外旅行に行くこともできる。 ま、うちには猫がいるから、旅行は1泊が限界なのだけれども。 少なくとも、1日2冊くらいの本を読む余裕がある。 私は、その余裕が好きだ。 シルビアには、人生の無駄を楽しむ余裕がある。 私は、無駄の詰まったシルビアが大好きだ。

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